経済協力開発機構(OECD)が行った学力調査の結果で「日本の高校生の学力が下がった」といろんなところで嘆かれています。
日本、全分野で順位が後退 OECD学習到達度調査 低い科学への関心
http://sankei.jp.msn.com/life/education/071204/edc0712041823002-n1.htm単純に結果で見れば学力が下がったということになるんでしょうけど、ここで注目したいのは「努力値」です。努力値とは、今回の調査にどの程度真剣に取り組んだかを示す指数の事で、それで見ると日本は6.12でOECD平均を下回っています。トップのフィンランドは8.37で日本とは相当な開きがあります。テストに真剣に向き合っていなかったようです。
日本では勉強のモチベーションを維持できないのが結果として表れただけのような気がします。勉強をする楽しさや意味を教えないでただ成績を上げて就職するためだけの詰め込み教育に問題があります。
終身雇用は絵空事だし格差社会でどんなに耐えてがんばってもそのリターンは少しだけ、社会にこき使われ枯れたら捨てられるだけの将来に気付いているからこそ、「それなら成績が低くたっていい」と考えるのはむしろ賢い事だと思いますね。
この学習到達度調査の結果は、学生の能力ではなく、子供に将来への希望を示せない日本の教育側のレベルが下がったと見るべきでしょう。
自己擁護するわけではないですが私も以前書いたとおり授業に全く興味が持てず、小学校はオール1か2で中学校は不登校と言うドロップアウト組でしたが、プログラミングの楽しさに気付いてから数学も同時に独学で学び始め、「こんなに面白かったのか」と衝撃を受けました。運よくそれに気付いて、生きることに希望が持てる人間になりましたが、気付いていない人も大勢いるはずです。
この事はひきこもり問題やニート問題とも深く関係しています。
そんな日本で、じゃあどんな生き方をすればいいのか、という事を水のしずくで皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。